湖の真ん中に浮かぶようにして建っているのが「イーエスコウ城」です。オーデンセからバスで約20`走ると田舎町へと移ります。その田舎の中にこのお城は自然に囲まれながら建っているのです。

 

イーエスコウ城:@.湖に浮かぶ城
イーエスコウ城へ続く道
イーエスコウ城:A.正面
 デンマークへ旅立つ前から予習していたイーエスコウ城。僕はこういう歴史的建造物が大好きでここは必ず行きたいと思ってました。様々なサイトやガイドブックに載っていたまんまの姿でした。湖にお城が映る光景は感動的でした。  船吹御一行はイーエスコウ城へ向かって歩いていきます。少し進んでは止まって眺め、写真を撮り、また歩き出し・・・、の繰り返しでゆっくりと進んでいきます。あの門を越えるとお城の正面入り口へと辿り着きます。  もうすでに御一行は到着しているようです。中に入ると現地の受付嬢が日本語のガイドブックを渡してくれました。こんなところまで来てビッシリ日本語の書かれたガイドブックに遭遇するとは思っても見なかったんで驚きました。
イーエスコウ城:B.広間
イーエスコウ城:C.甲冑とスーパーマン
イーエスコウ城:D.楽譜
 さてガイドブックを受け取って広間に入るとたくさんの動物たちの剥製がありました。トラの全身剥製が壁にかけてあったり、鹿やバッファローみたいなあんまりお目にかかれない動物たちもいました。まるで生きているかのようでしたね。  廊下を進んで講堂みたいなところに出ました。そこにはイスが並べてあって、中央には甲冑とスーパーマンがいました。甲冑は当時住んでいた方のかな?と思ったんですが、スーパーマンは場違いかと・・・。でも理由はすぐ分かったんで納得です。過去にスーパーマンはこのお城とその周りをロケ地として使ったそうです。そんでここに記念として飾ってあったわけですね。ちなみに「ロード・オブ・ザ・リング」の2作品目もここのお城にセットを作って撮影したそうです。映画を見た方は分かりますかね?2作品目のラストのあの長い戦いの部分ですよ。  譜面台に「フランツ・リスト」と書かれた楽譜が置いてありました。ピアノ譜でしょうか・・・。曲名までは分かりませんでしたが、こういうのを見ると非常に心が和みます。
イーエスコウ城:E.ピアノのある風景
イーエスコウ城:F.書斎(?)
イーエスコウ城:G.噂の汚い人形
 さっきの譜面と同じでしょうか。曲名はいまいち分かりません。ここのご家族の誰かが弾いていたのでしょうかね。腕前のほうは如何程??  書斎らしき部屋がありました。そこには当時を再現するかのように等身大の人形が置かれ、さも生きているようでした。部屋にはいっぱい肖像画家かけられ、まさしく中世って感じして感動してしまいました。  さてさて某テレビ番組でも取り上げられていた噂の汚い人形とはこれです。この人形はいつの間にかこの場所にあって、この場所からどかしてしまうとお城が湖に沈んでしまうというのです。いったい誰が何の目的でこんなところに放置していったのでしょうね〜。単なる子供さんの置忘れでは??近くから見ると時代感じさせるようにボロボロで何がなんだか分からないお人形さんでした。

 

 イーエスコウ城の敷地内にはベテラン博物館と呼ばれているクラシック・カーやバイクの展示場があったり、子供から大人までもが遊べる恐怖のツリ橋があったり(パートチーフとサックスとテューバのお姉さま方4人で渡りました。すいません、本当に怖かったです・・・。高所恐怖症なんです・・・。)、植物で出来た巨大迷路みたいなのがあったり、まわるとこがたくさんあったけど時間の都合でまわれませんでした。残念!

 

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