デイヴィッド・アーノルドは、初めて作曲した映画音楽「プレイ・デッド」が、
ハリウッドの凄腕プロデューサー:ディーン・デブリンと監督:ローランド・エメリッヒの
目にとまり、彼らの映画「スター・ゲイト」の音楽に抜擢されました。
ロックからシンフォニック・スコアまで幅広く書ける彼の才能は、ハリウッド音楽界からも
認められ、近年の活躍がそれを物語っています。
私が自信を持ってお勧めする作品の数々です。評価は「★」の数が多いほど高いです。5つが最高。
スター・ゲイト(1994) ★★★★ |
演奏:シンフォニア・オブ・ロンドン 指揮:ニコラス・トッド |
古代エジプトの遺跡から発掘されたスター・ゲイト。この門をくぐると、一瞬のうちに別世界へ飛んでしまう。その謎の世界で見たものは?壮大なスケールで描かれる歴史SFアクション映画の音楽は、エジプト風サウンドをもとに作曲されました。メインテーマから古代エジプトをイメージした怪しい歌が流れます。私的にはこういう曲凄く好きなんです。壮大なオーケストラと合唱がメインテーマを創り上げています。サウンドトラックも20曲あまり収録されていて聞き応え抜群。古代エジプトの魔物と戦うシーンでは休む暇もなく戦闘音楽が流れ続けます。戦闘シーンはスター・ウォーズを見ているかのようです。この映画はB級と言われてますけど、私にとっちゃ、この映画はA級ですね。音楽も。 |
インデペンデンス・デイ(1996) ★★★★★ |
演奏:シンフォニア・オブ・ロンドン 指揮:ニコラス・トッド |
今まで私が聞いた映画音楽の中でも上位にランクインするほど燃えた曲です。とにかく「うるせー!」の一言。そしてめっちゃカッコいい!映画も大好きで映画館に2回も見に行ってしまいました。ビデオもDVDも全部そろえました。こういう映画大好きで仕方がないんです。映画館で見たときは鳥肌が立ってしまったほど。そして音楽も鳥肌の連続。凄く良いメロディもいっぱいあって、それ以上に金管楽器と打楽器がうるさいくらいに「これでもか!これでもか!」って鳴るんです。このサウンドトラックを聴いて燃えない人はおかしいです。ホルンやトランペットはハイトーンの連続。打楽器は特にティンパニとバス・ドラムが爆音状態。終始この状態がおさまることがないエイリアンと人間の戦闘シーン。約10分にも及ぶダイナミックなエンディングは圧巻!吹奏楽好き&金管奏者&打楽器奏者に当てはまる人は絶対聞いたほうがいい!絶対燃えます!この音楽を吹奏楽に編曲したら演奏者は絶対に疲れるでしょう。このサウンドトラックを演奏してる方々、ハッキリ言って鬼ですな。あー、これを吹奏楽で演奏したい、そして聞いてみたい!とにかく、オススメです! |